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ナチスから2500人のユダヤ児童を救出した女性イレーナ・センドラーさんが今月の12日に亡くなりました。

スティーヴン・スピールバーグ監督の映画『シンドラーのリスト』にも胸を打ちましたが、ワルシャワのゲットーから2500人のユダヤ人の子供を救い出したポーランド人の看護婦イレーナ・センドラーの存在を知ってさらに胸が熱くなりました。

センドラーさんは1940年秋から、社会奉仕家の立場を利用して同ゲットー内に入り、袋や箱、スカートの中にまで子ども達を隠し、地下室や排水溝を通って外へと2年以上運び続けました。
当時、ナチス占領下でユダヤ人を助けることは、銃殺などの重罪に処せられます。
43年、国家秘密警察に逮捕され、強制収容所で拷問を受けましたが仲間がナチス高官を買収し、辛くも死を免れました。ひどい骨折と意識不明のまま森に捨てられたそうです。
しかし、センドラーさんはそれだけにとどまらず、生き別れを余儀なくされた 子どもと親が戦後、再会できるようにと、1人1人の名前などを紙に書き、リンゴの 木の下に埋めたのです。
今では『びんの中の命=Life in a Jar』という財団ができています。

生涯最後のインタビューの中で彼女はこう述べています。
「“英雄”という言葉で呼ばれることに私は大きな抵抗を感じます。実は私はその反対なのですから。私はほんの少しの子供たちしか助けることができなかったことで良心の呵責にさいなまれて生きつづけているのです。」



彼女の半生を描いた本の出版が待ち遠しいです。



















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